古井野聴夫
コロナ禍中に発売されたSACDを、コロナ禍明けて久しぶりに聴き始めました。
ベートーヴェンNo.1ですが、以前聴いた時と異なり音色が奇妙に感じましたので、これまた久しぶりに日コロのDX盤LPも聴いてみました。SACDの方が音が悪いなどとは言いませんが、私にはDX盤の方が自然な音色で立派な演奏に聞こえました。あぁ、LPを売り払わなくて良かった。CD層は必ずしも悪いことはなく、田園騒動が起こったのも無理ないと理解しました。DX盤はベートーヴェン、モーツァルト、ブラームスだけで、しかも一部の曲を欠いていますのでSACDは貴重ですが、意外な気がしました。
DX盤は溝パターンの掘りが深く、特にブラームスのは顕著です。音楽家はスコアが読めるように、技術者はこのパターンを見れば音楽が聞こえるのではないでしょうか。No.1の1movの序奏の終了近くで一箇所、小生の安物プレイヤーでは、10回に9回は針が他所の溝へ飛んでしまう所があります。やはり大事に保存したいと思うと同時に、マーラーも作ってほしかったです。まぁ当時の日本では、やっと一般に聞かれ始めた段階でしたから(ブルックナーと同じで、長いというだけの作品を作った人?)、1枚当たり\2,500のセットは無理だったのでしょうが。
ベートーヴェンNo.1ですが、以前聴いた時と異なり音色が奇妙に感じましたので、これまた久しぶりに日コロのDX盤LPも聴いてみました。SACDの方が音が悪いなどとは言いませんが、私にはDX盤の方が自然な音色で立派な演奏に聞こえました。あぁ、LPを売り払わなくて良かった。CD層は必ずしも悪いことはなく、田園騒動が起こったのも無理ないと理解しました。DX盤はベートーヴェン、モーツァルト、ブラームスだけで、しかも一部の曲を欠いていますのでSACDは貴重ですが、意外な気がしました。
DX盤は溝パターンの掘りが深く、特にブラームスのは顕著です。音楽家はスコアが読めるように、技術者はこのパターンを見れば音楽が聞こえるのではないでしょうか。No.1の1movの序奏の終了近くで一箇所、小生の安物プレイヤーでは、10回に9回は針が他所の溝へ飛んでしまう所があります。やはり大事に保存したいと思うと同時に、マーラーも作ってほしかったです。まぁ当時の日本では、やっと一般に聞かれ始めた段階でしたから(ブルックナーと同じで、長いというだけの作品を作った人?)、1枚当たり\2,500のセットは無理だったのでしょうが。
DANNO - Re:SACDのとLPのワルター=コロムビア響
2023/10/20 (Fri) 10:16:46
古井野聴夫さんご無沙汰しています。ここ数年ディスコグラフィと演奏会記録の出版の為殆どLPを聴いてなく。久しぶりにDX盤を取り出して聴きました。仰る通り全体のバランスに優れ大変聴きやすい自然な音ですね。SACDだと低音や高音がやや出過ぎに感じるところがあります。マーラとブルックナーのセット欲しかったですね。
良い機会なので秋の夜長DX盤を全て聴いてみようと思います。
良い機会なので秋の夜長DX盤を全て聴いてみようと思います。
777
ブルーノ・ワルターの youtube の演奏を纏めました
ブルーノ・ワルター(1876年9月15日 - 1962年2月17日)指揮者
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010876
ブルーノ・ワルター(1876年9月15日 - 1962年2月17日)指揮者
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010876
777 - クラシック音楽の名演奏家の録音への youtube リンク
2023/09/12 (Tue) 13:03:44
URL
クラシック音楽の名演奏家の録音への youtube リンク
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14145445
ブルーノ・ワルター(1876年9月15日 - 1962年2月17日)指揮者
全録音への youtube リンクあり
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010876
カール・ミュンヒンガー(1915年5月29日 - 1990年3月13日)指揮者
全録音への youtube リンクあり
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14011016
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー (1886年1月25日 - 1954年11月30日) 指揮者
全録音への youtube リンクあり
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14010877
アルトゥーロ・トスカニーニ(1867年3月25日 - 1957年1月16日)指揮者
現在進行中
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14025104
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14145445
ブルーノ・ワルター(1876年9月15日 - 1962年2月17日)指揮者
全録音への youtube リンクあり
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カール・ミュンヒンガー(1915年5月29日 - 1990年3月13日)指揮者
全録音への youtube リンクあり
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ヴィルヘルム・フルトヴェングラー (1886年1月25日 - 1954年11月30日) 指揮者
全録音への youtube リンクあり
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アルトゥーロ・トスカニーニ(1867年3月25日 - 1957年1月16日)指揮者
現在進行中
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14025104
kouno
[RARE]: G.Verdi "Un Ballo in Maschera" (22/04/1944, Chicago) - Milanov, Peerce, Warren, Thorborgというタイトルで、
Noack Somewheretという方が、発表されていますので、ご報告させていただきました。
Noack Somewheretという方が、発表されていますので、ご報告させていただきました。
DANNO - Re:ヴェルディ 初出?
2023/02/19 (Sun) 22:47:05
kounoさん
この音源は今までリリースされたことがありません、プライベート録音としては判っていましたが初出です。情報ありがとうございました
この音源は今までリリースされたことがありません、プライベート録音としては判っていましたが初出です。情報ありがとうございました
polito
版元からの発送が遅れていたImmortal Performances(カナダ)の4枚組CD(正確にはCD-R)をようやく入手しました。1950年2月5日のモーツアルトプログラムが、今まで未発であったハフナーも含め初めて3曲すべて聞けました。その他の収録曲は1941年11月9日のレクイエム(Wing CDと同演奏)、1946年3月10日の協奏交響曲(BWSほかと同演奏)、1941年11月16日のピアノ協奏曲22番、ここまでがニューヨークフィルとの演奏で、その他フィレンツェ5月音楽祭管とのプラハ(1954)、パリのORTFとのアイネ・クライネ(1956)が収められています。ただし既発の曲目も、レクイエムのトロンボーンのミスや交響曲40番の第4楽章再現部の約2秒の音飛びなどについて、ワルターの他音源(明記なし)を用いた独自の編集が行われたと解説にあります。また聴感的には、既発の盤に比して音量の不自然な変動が修正され明瞭度が増していると感じますが、何かしら微妙な加工臭を感じなくもないと思いました。それが一番感じられるのはレクイエムのソロイストたちの声で、オケの音を鮮明に聞かせる反面で、声は張りが失われている(特にソプラノのスティーバー)ように感じました。従来から知られる交響曲40番の音飛びは、エアチェックに使用された33回転ディスクの盤面上の小さな異物かキズが原因と思われ、従来のCLSのLPで聞くと音飛びの発生箇所の手前から約2秒周期でプツ音が2回聞こえ、3回目のプツで音飛びするはずの所で1小節半の奇妙なテープ編集が行われている(YTのgoodmanmusicaさんの音源と同じ)のですが、今回のCDでは最初のプツ音が出始める箇所から数小節に渡って他音源に置きかえられており、音質変化は隠しようもありませんが、演奏の連続性ではあまり違和感はありません。ハフナー交響曲は今回が初発売ですが、冒頭から通風音のようなバックグラウンドノイズが聞こえ、録音も鮮明とは言い難く、聴き進むにつれてワルターのハフナーならでは味付けに親近感を覚えますが、この曲の最良の演奏・録音とは言い難いというのが正直なところです。この録音についてのみ、解説書に復刻に関するテクニカルコメントが全く書かれていないのも残念です。
また総体的に言えることですが、今回のCDの音源は、初発売を除いてすべて従来盤と大元は同じ物と思われ、期待していた1950年2月5日の演奏会も新音源ではないようですので、ワルターのモーツァルトのライブものとしては、録音クオリティの面で入手すべきかをよく検討されるのがよいと思います。個人的にはCLSのLPでの刷り込みもあって、交響曲40番とピアノ協奏曲(フィルクシュニ―の不思議な魅力)の演奏は気に入っています。万人向きと思えるのは、(40年代としては)録音がよく演奏も感受性豊かな協奏交響曲あたりかと思います。
最後に4枚目のCDに収められているコメント・インタビューの録音は初発売で貴重であり、内容的にも非常に興味深いと思います。内容は英国の批評家N.Cardusのワルター賛、ロッテ・レーマンのワルター回想の録音が2種(内容的に一部重複)、オレゴン大学の音楽学部学部長R.M.Trotterによるロッテ・ワルター・リントのインタビュー(1962)、同じ学部長によるワルター本人のインタビュー(1960)です。とくにワルターとワルターの長女とのインタビューは、それぞれ長さ20分以上におよぶもので、しかも現存する他の多くのインタビュー録音のような、よそ行きの脚本臭の少ない素の姿のインタビューであるので、二人の音楽観、家族や人生観などが、マイクの前での用心深い言動にも関らずダイレクトに綿割ってくるように思います。
また総体的に言えることですが、今回のCDの音源は、初発売を除いてすべて従来盤と大元は同じ物と思われ、期待していた1950年2月5日の演奏会も新音源ではないようですので、ワルターのモーツァルトのライブものとしては、録音クオリティの面で入手すべきかをよく検討されるのがよいと思います。個人的にはCLSのLPでの刷り込みもあって、交響曲40番とピアノ協奏曲(フィルクシュニ―の不思議な魅力)の演奏は気に入っています。万人向きと思えるのは、(40年代としては)録音がよく演奏も感受性豊かな協奏交響曲あたりかと思います。
最後に4枚目のCDに収められているコメント・インタビューの録音は初発売で貴重であり、内容的にも非常に興味深いと思います。内容は英国の批評家N.Cardusのワルター賛、ロッテ・レーマンのワルター回想の録音が2種(内容的に一部重複)、オレゴン大学の音楽学部学部長R.M.Trotterによるロッテ・ワルター・リントのインタビュー(1962)、同じ学部長によるワルター本人のインタビュー(1960)です。とくにワルターとワルターの長女とのインタビューは、それぞれ長さ20分以上におよぶもので、しかも現存する他の多くのインタビュー録音のような、よそ行きの脚本臭の少ない素の姿のインタビューであるので、二人の音楽観、家族や人生観などが、マイクの前での用心深い言動にも関らずダイレクトに綿割ってくるように思います。
polito - Re:Immortal Performance
2023/01/13 (Fri) 19:12:49
上記訂正です。1950年2月5日のモーツアルトプログラムには、もう1曲アイネクライネが含まれており全4曲でした。このアイネクライネには今のところ録音の存在は知られていない、と今回の解説書にありました。お詫びして訂正します。
ワルター愛
こちらでは初めまして。細々とワルターを聴いて40年余の者です。
ずっとワルターを聴いてきて、時々残念だなーと思うことを書きます。
(こちらでは、とっくにこの話題は出尽くしていると思いますが…)
それはいくつかの重要なレパートリーが、ステレオ録音されなかったことです。
私としては次の曲は遺して欲しかったです。
・モーツァルトの交響曲第25番と第29番
・モーツァルトのオペラ(フィガロか魔笛か)をコンサート形式で
・マーラーの第4番
これは書き出すとキリがありません。
資料によれば、録音が予定されていた作品がいくつかあったようですね。
言ってみてもしかたがありません。
ファンとしては、遺された音源を大切に末永く楽しんでいくしかないのですが、
未発表だったり新発見のライブ録音等が、気軽に聴けるようになるのを楽しみにしています。
私は非公式な音源には、あまり熱心ではありませんでしたので、いろいろ教えてください。
ずっとワルターを聴いてきて、時々残念だなーと思うことを書きます。
(こちらでは、とっくにこの話題は出尽くしていると思いますが…)
それはいくつかの重要なレパートリーが、ステレオ録音されなかったことです。
私としては次の曲は遺して欲しかったです。
・モーツァルトの交響曲第25番と第29番
・モーツァルトのオペラ(フィガロか魔笛か)をコンサート形式で
・マーラーの第4番
これは書き出すとキリがありません。
資料によれば、録音が予定されていた作品がいくつかあったようですね。
言ってみてもしかたがありません。
ファンとしては、遺された音源を大切に末永く楽しんでいくしかないのですが、
未発表だったり新発見のライブ録音等が、気軽に聴けるようになるのを楽しみにしています。
私は非公式な音源には、あまり熱心ではありませんでしたので、いろいろ教えてください。
DANNO
KK-Ushiから出ているワルターの悲愴をある方のご厚意で聴かせて頂いたが。あまりの音のひどさに驚いた。最初の数分を聴いただけで聴くのをやめてしまった。GHA Sound Restoraionと言う信号処理を行っているとの事だがイコライザーでかなり色付けを行っているようだ、本来元の録音がラッパ吹込みなので音は良くないがあまりにいじりすぎている。又解説書を見るとこのCDは音源がSP盤ではなく、何と日本ワルター協会のBWS-1004を音源に使用していると言う事で、呆れてしまった。解説によるとこのGHAシステムは復刻ではなく蘇刻と言うのだそうです。
価格も高くあまり売れているとは思いませんが、お勧めしません。
価格も高くあまり売れているとは思いませんが、お勧めしません。
yositaka
こちらのサイトに1948年2月のニューヨーク・フィル演奏会の録音がアップロードされていました。2月22日カーネギー・ホールにおけるライヴ録音。
http://big10inchrecord.blogspot.com/2022/11/walter-and-serkin-with-ny-philharmonic.html
曲目はウエーバーの「オイリアンテ」序曲、ダグラス・ムーア 交響曲第2番 ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番『皇帝』で、ピアノはルドルフ・ゼルキンです。ご参考になれば。
http://big10inchrecord.blogspot.com/2022/11/walter-and-serkin-with-ny-philharmonic.html
曲目はウエーバーの「オイリアンテ」序曲、ダグラス・ムーア 交響曲第2番 ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番『皇帝』で、ピアノはルドルフ・ゼルキンです。ご参考になれば。
DANNO - Re:1948年2月
2022/12/06 (Tue) 08:06:45
yositakaさん
情報ありがとうございました。ムーアーは以前よりyoutubeにありましたが皇帝は全くなく初めて聞く音源でした。早速ダウンロードしました。
情報ありがとうございました。ムーアーは以前よりyoutubeにありましたが皇帝は全くなく初めて聞く音源でした。早速ダウンロードしました。
DANNO
演奏会記録の追加修正情報をアップしました
http://www1.s2.starcat.ne.jp/danno/100_tuika.htm
演奏会記録は今後も新しい情報が入手できた時には随時追加していきます
http://www1.s2.starcat.ne.jp/danno/100_tuika.htm
演奏会記録は今後も新しい情報が入手できた時には随時追加していきます
kouno
ワルターの「悲愴」のCDだと,以下のものもあります。
レーベル:KK-Ushi
規格品番:KSHKO-60
2017年05月24日発売
https://tower.jp/item/4506402/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%EF%BC%9A-%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC6%E7%95%AA-%E6%82%B2%E6%84%B4-
レーベル:KK-Ushi
規格品番:KSHKO-60
2017年05月24日発売
https://tower.jp/item/4506402/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%EF%BC%9A-%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC6%E7%95%AA-%E6%82%B2%E6%84%B4-
DANNO - Re:ワルターの「悲愴」のCD
2022/11/12 (Sat) 11:23:03
この復刻は聴いたことがりませんが、どうなんでしょうかね。
それよりもやはり未復刻のSPの行方が知りたいです。
国内でお一人持っておられる方が見えるので是非音源提供してもらって復刻して欲しいです
それよりもやはり未復刻のSPの行方が知りたいです。
国内でお一人持っておられる方が見えるので是非音源提供してもらって復刻して欲しいです